城 敏晃の漫画

自分のイメージの具現化するための漫画を描いています。 

ものがたりのつくりかた その1の ④の解説

※前提として、漫画の投稿作品を書いて、デビューを目指す人に、語りかけている、感じ、のものなので…

④を簡単に言うと、
  ④天国か地獄の設定がある
ということ。

これ、

もう投稿をずっとしてきて、
賞歴もあって、
かなりの作品書いてきた人でも、

うっかりだろうか、
できてない、生徒さんが、幾人もいた。


たいしたことではないが、
「マンガの描き方」という、入門用の本では、あまり書いてないと思う。


「マンガの描き方」
って、

○テーマがあって
○個性的なキャラがあって
○山場のイメージがあって、

それで、
だいたい、物語は出来上がり、って感じだけど。
(要約過ぎるか…)

それでハッピーエンド、って流れになるのは、
「八ピューエンド苦手」とか言って、避けようとする、人以外なら、

まあ、当然なんだけど…。

なんというか、

目に見えるとこ、
絵に描くところ、
は、
実際、そーなんだけど、

それじゃ、物語り作りの、表面なぜてるだけでしょ。
って感じ。


「うまくいかなかったら、どーなるのか?」、ってことを、描き手が、読者に伝えてない。
ってこと、かなり、よくあるんです。


架空の生徒さんの話で、

怪盗、とか、義賊とかが、主人公になると、
つまり、目的は、すぐに設定できて、
山場は、アクションシーンの、派手なものが、描けるんだけど、

おれ   「これ、盗むの失敗すると、どーなるの?」
仮想生徒「え… いえ、目をつけたものは、確実に盗む、ということが自慢の主人公で…」
おれ   「…いや、あのね。もし失敗すると、だよ」
仮想生徒「…そりゃ、くやしいんでしょうね」
おれ   「じゃあ、また、盗みに行くんだ?」
仮想生徒「そーですね」

おれの心の中
「ハラハラドキドキは、どこにあるんだよ!」



もう、
いろいろ説明は要らない。

大好きな映画とか、小説とか、
マンガ以外のものも、見直して欲しい。

なぜ、ハラハラドキドキしたのか?


自分の命が危ない、とか
親しい人が誘拐されて命が危ない、とか
村のみんなが、皆殺しにされるだとか、
負けると丸坊主にされる、とか、
廃部の危機だ、とか、
好きな彼女を取られる、とか
半殺しが待ってる、とか、
フルチンで土下座とか、
日本の危機だ、
人類の危機だ、
地球の危機だ、
宇宙の危機だ、

とか…、

なんか、ピンチがある、はずなんです。


わたしは、これを、人に話すとき、
ピンチ設定、と言っている。


「地獄」を見るような、
ピンチ設定が、あってこその、ハラハラドキドキ、なんです。

ダメでも、
がっかりするだけ、とか、
「ほかのやり方探せばいいや」、とか、
そんな展開だったら、

わざわざ、物語りを読む、必要もなくて…

友達と、世間の噂話してたほうが、
もっと、意外な話が、聞けそうでしょ。



物語りの世界は、現実とは、ちがうんで…。



でも、こんな男が、
なんか言うより、

巨匠の作った、言葉を…





「ポニョは、魔法を、使い放題だ。これじゃ、世界は破滅だ」




マニアでは、ないので、うろ覚えで、確かこんなセリフ、でした。

このピンチ設定の、見事な飛躍。
じっと見ると、文脈のゲシュタルト崩壊が起こるはず、

意味が、つながってない。
でも、
疑問を抱かない。

「魔法を使い放題なら、世界救えるじゃん」
と言う、つっこみ、すら思いつかない。


これぞ、物語世界。

確か、元になった童話のピンチ設定は、「本人が水の泡になる」だった、はず。

どーいう、ピンチ設定の、物語になるのかと、
見に行った、
浅はかな自分の、
足元、
すぱーんと、
すくわれました。


ピンチ設定、ひとつで、
物語の、広がりとか、
ダイナミックな、絵作りとか、
かくも、変わるのです。

イメージして、いただけるでしょうか?




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テーマ:創作・オリジナル - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/09/15(水) 15:30:05|
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