城 敏晃の漫画

自分のイメージの具現化するための漫画を描いています。 

ものがたりのつくりかた その1の ③の解説

※前提として、漫画の投稿作品を書いて、デビューを目指す人に、語りかけている、感じ、のものなので…

③ その「夢か目的」をはばむ、「障害かトラブル」が発生

「物語ってなんですか」、
と生徒さんに聞かれれば、
(そんな生徒さんいなかったけど)

わたしなら、こう答える。

「ストーリーとは、トラブルを解決しようとする、過程」
だと。

ストーリー・物語り・ドラマ・筋運び・展開・などなど、
とにかく、
「マンガ」で言うとこの、こういう言葉は、

つまり、

トラブルを解決する、その途中の話、なのです、と。


●余談
重箱の隅をつつけば、浦島太郎の話とか、奇談もの、伝記ものとか、「こーういことがありました」的な物語りとかは、
あるんですよー。
でも、浦島太郎の話って、
外国の子供には、
「なぜ良いことしたのに、最後におじいさんになるのか?」と、不思議がられる話らしいですね。
そういう取材、かなり昔の、テレビでやってた。



とにかく、

この件については、
かなりの枚数、自分の原稿を、描いてきた人しか、考えがたどり着かない、ことだと思います。


マンガを描こうと、思う人は、
まず初めに、自分の好きな作品があって、
それの世界観で、自分の想像を膨らませて、
自分の書きたい気分を高めていくのが、「標準」、なので、

「マンガを描きたい」
という人のなかで、ガッツのある人なんかは、
「自分は、もうストーリーは、たくさん持ってるんです」と、言うんですよね。

で、実際、投稿してみると、
自分の思っていた、結果が出ない。

そうなると、抱いていた、いままで構想してきた、創作予定作品の、束は、
まとめて…
「なんだよ…、こんなの…」
という、思考スパイラルが待ってるんですよね。

それは、当然、自分でも経験してきたことですし、
自分は、28歳ぐらいに、「もう一度、描いてみるか」と
しまってたペンを手に取り直した、くち、なのですが、
ペン軸の金具が、さびついてて、ペンが差し込めなかった、って経験を踏まえて、

この③の項目を、語っているんですよね。



とにかくとにかく、
漫画家の、すごい人は、アイデアの束なんて抱えているんじゃなくて、
依頼があれば、
その場で、どんどん、アイデアを生みだして、いるんだと。

手持ちのアイデアで描く者と、
何もないところから、どんどんアイデアを生み出す者の、
その差は、なぜなんだ?


と、考えて、
至った結論は、これなんですよね。↓



彼ら(アイデア無限の人たち)は、、
主人公に設定した「目的」の、「トラブル」の、その「解決手法」ばっかりを、考えているのではないか
、と。



「ばっかり」と言うのは、極論過ぎて、アラはあるでしょうけど、
でも、
ストーリー作りの、悩みがある人は、こう考えたほうが、創作が楽になる、はず。


いろいろ言うより、仮想の具体例を描くほうが早い。

ここに、仮想の生徒さんがいたと、します。

仮想生徒さんは、一流の料理人になることを、目的とした、男性主人公を、発案しました。
そして、次のアイデア出し、ですよね。

仮想生徒さんは、女の子の絵を描くのが好き(女の子の心は分からないので主人公設定は無理と言う)。
で、
主人公は、下宿の隣の、かわいい女の子に、惚れてしまって、

料理人の修行が、気もそぞろになって、いろいろトラブルになって、困りました。
と言うストーリー、
にしようかと…。


でも、
これ、物語りとは、違うと思うんです。
現実では、勤務の障害とか、トラブルとか、こうなっても仕方ないんですけど。


自分なら、こういう、ストーリーの相談には、こう答えるわけですね。

「それじゃ、主人公の目的は、恋、ですよね。
 それはそれで、とても良いと思うんですけど、
 一流の料理人が目的なら、料理人の修行の、途中にある出来事に、彼女を登場させないと、
 意味が、ずれると思うんです。
 つまり、
 彼女が、
 師匠の娘だったり、
 伝説の包丁を作る職人の娘だったり、
 実は彼女が、なぞの料理評論家だったり、
 かなり無茶な設定でもいいので、 
 とにかく、こういうトラブル設定は、自分で考えないと意味がないんですけど、
 「料理」っていう、道を究めるときに、 
 彼女との、関係を、どうにか、決着できないと、料理人になれない
 っていう、筋運びにしないと、
 ストーリー作品、ではないと、思うんですよ」


わかりますか?
この違い。

ストーリー作りに、脳を使ったことのある人なら、
トラブル設定を、
「目的」を阻む、
ように、設置するべきだ、
という意味が、
分かってもらえるでしょう。




物語で
描くべきは、
現実っぽい、どーこーの話ではなくて、

ないような話を、
あるかのように錯覚させる、
「夢」みたいなものです。


起きて見る夢です。
寝てみる夢のような、支離滅裂なものではなくて、

もっと、「単一目的」の達成に向かって、
思索の共感ができるような、


わかりやすい、「夢」である必要があるのです。




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テーマ:創作・オリジナル - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/09/11(土) 17:47:23|
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