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このページは、とにかく、
カーテンを開けたくなるような、暗さで、絵を描いた。
カーテンを、開ける動作が、見ていて自然につながる感じ、
それを、一番に考えたのです。
それと、
4段目(一番下の段)は、セリフがいっぱい、
だけど、
自分は、こういう感じのセリフ入れ、好き。
まんがらしくって、とても、まんがっぽい。
こういうところから、ドラマが始まるようにするのが、
自分の好きな、もっていきかた。
だって、まんが、だもん。
それと、
奥さんが、
カーテンを開けた、主人公に、話しかける場面。
関西の方には、お分かり、いただけるだろうけど、
標準語です。
奥さんの、話し言葉が、急に、標準語になったときの、
言い知れぬ、ドキドキ感。
とても、言葉には、描きつくせない、感じなので、
そーいう、気持ちの表れとして、
最後のコマ、
主人公、きっちり座ってます。



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- 2010/11/03(水) 16:51:21|
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なにはさておき、
「双眼鏡で見ている人がいるの」
と奥さんが言う、コマ。
これが、このページと言うか、
この漫画の、描き出しの、最重要ポイント。
奥さんが、「悪」と言うものについて、どういう、対応をしているか、
と言うことが、
とにもかくにも、
この作品を、読んでもらったときの、読み心地に、影響するのだ。
これ、ほんと。
難しい、コマなので、何度も、描きなおした。
眉毛の角度を、ちょっと変えるだけで、奥さんの心境の、表れ具合が、変わる。
口角も、何度も手を入れて、これが自分の、ようやく納得できた、絵になった。
笑っているのだ。
笑っているようで、困ってるのだ。
何も考えてない笑い、ではない。
朝から、ずっと、そのことを、考えていて、どう言い出そうか、
考えていて、
家族の前で、暗い話題は、あまり、したくない気持ちで、
それで、笑っているのだ。
「悪」
というものに、
どうしようもない、という、あきらめの気持ちもあり、
家族のために、許せないと言う気持ちもあり、
小さな子供の前で、おおごとにしたくはない、という気持ちもあり、
そのほか、ありとあらゆることを、
時間をかけて、考えた上で、
この場は、笑って、主人公に、話しかけているのである。
たった一つの、顔だけで、物語の、味わいが変わるのです。
それが面白くて、わたくし、漫画、描くことがすきなのです。



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- 2010/11/15(月) 23:46:24|
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この漫画、主人公の、瞳が、まん丸なんです。
自分として、縦長の瞳のほうが、ほんわかした時の、感じが描けるんですけど、
今回は、
どうしても、物語り途中の表現で、
瞳が丸くないと、上手くいかない、場面があるので、
初めから、
丸く描いてます。
それと、
このページは、日なたの表現に、苦労しました。
太陽が当たっている、感じと、
向かいのマンションが、黒くなりすぎない、
ころあいを、探して、
いろいろ、直して、直してを、繰り返しました。
お昼の頃の、日なたに、見えますかね?



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- 2010/11/26(金) 18:08:59|
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